2022.01.14 スタッフブログ

ゲームの気分転換にゲームでも

昼は仕事で、夜はゲームで1日中ディスプレイを見つめています。
はじめまして、背景デザイナーの鬼とんがりコーンと申します。

テレワークで、通勤時間もなくなり、いよいよディスプレイから離れる時間が減りました。
古いメガネには搭載していたブルーライトカットですが、
ほぼ迷信だと思っていたので、新調したメガネには搭載しませんでした。
大切なものは失ってから気づくものですね。

それでも目をシパシパさせながら、仕事が終わればゲーム三昧です。
こんな大人になるとは思ってもいませんでした。
基本的に対人戦が好きで、SwichとPS4を反復横跳びしています。
スマブラ・OW・APEX・BF・ポケモンユナイト・DBD等
色んな戦場を傭兵のごとく転々としてきました。
時には己の弱さに打ちひしがれ、心が荒むこともあります。

ゲームで荒んだ心はゲームで癒すしかない……(そうなの?
そんな時は穏やかなゲーム「あつ森」や「ピクミン3」などで、
可愛い見た目の島や惑星をお散歩して気分転換をします。
普通に外を散歩した方がいいだろうなと、薄々気付きつつ……
その中でも今年、心に残ったゲームがありました。なんと船を散歩できるのです…。

「Return of the Obra Dinn(オブラ・ディン号の帰還)」です。
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000024506.html
Steam版は2018年、コシューマ移植版は2019年にリリースされました。

ご存知の方も多いかもしれませんね。
大変遅まきながら、今年になって遊ばせていただきました。
きっかけは人気Youtuberの実況動画でしたが、
動画を観始めて早々に、「これは自分で遊ばないともったいない!」と思い、
観るのを辞めてSwich版を購入しました。(実況動画はゲームクリア後に拝見しました。)

ゲームの概要はアドベンチャーゲームで
不思議な懐中時計を使って、時間をさかのぼり、
オブラ・ディン号という船で起こった悲劇と船員たちの消息を探っていくというもの。

船員が60名ほどいるのですが、一人一人にストーリーや、人間関係を垣間見ることが出来、
本当に小説の挿絵の中に入って謎を解いていくような没入感でした。

最初は船員の名前すらわからない状態なので、
見た目が特徴的なキャラクターには異常に愛着がわき、
名前が特定できた日にはズッ友レベルの親しみやすさとなります。
また、色んなところにヒントが隠されていますが、中にはヒントだと気づくには
知識が要るものもあり(分かるかー!みたいな笑)普通にスルー‥‥‥
個人的にクリアするまで攻略・考察はググらない縛りをしていたため、
あてずっぽうも止む無しでしたが、難しい分、クリアできた時の達成感もひとしおです。

達成度によってEDが3種類あり、最後のシーンにも少しだけ変化があるようです。

遊んだ人にはわかると思うんですが、クリア後も余韻が残りすぎて、
蚊を潰したときに「【素手】で【圧死】」と蚊の死因が音楽と共に脳裏によぎるなど…。
(あるあるですよね……???)

単にどうやったらこんなゲームが思いつくの…?という気持ちもあり
製作者であるルーカス・ポープさんについて調べてみると、
製作プロセスや苦悩などを知ることが出来ます。
なんたって4年半かけて一人で作ったんですって……すごい…すごい…

是非、私のように対人ゲームにどっぷり浸かり憔悴している方にも
そうでない方にも、メモ帳を片手にコーヒー飲みながらゆったりやってほしい一作です。

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