2024.06.17 スタッフブログ
おひさしぶりです。
某天文台の講座で、『スマート望遠鏡』に沼ってしまった雨晴です。
スマート望遠鏡🔭とは、本体とスマホとアプリだけの構成で、肉眼ではなかなか難しい銀河や星雲を簡単に観望することができる仕組みです。
今まで、これだけの観望をしようとすると、百人越えの諭吉動員と訳のわからん設定の理解、めちゃ重たい数十kgの機材を持ち運ぶ筋力と体力が必要でした。
かたや、スマート望遠鏡は、PS5+諭吉一人と半人分で済み、訳のわからん設定はすべて本体任せ、さらに本体の重さは2.5kg。
技術面、費用面、重量面のハードルが、トリプルでめちゃめちゃ下がりました🙌
厳密に言えば、望遠鏡で自身の眼で見ているのではなく、撮像された画像をスマホで見るというところが『電子観望』と言われる由縁で、間接的な観望ともいえます。
どちらがいいとか悪いとかはではなく、それぞれに良さがあり、両方を体験することで、より深く天体の対象を知ることができるそうです。
拙いながら、ここ1カ月ほどの沼の成果がコチラ。
どれも少し画像調整は行っています。
1枚目と2枚目のあれい状星雲は、光害地の自宅ベランダ観望。
2枚目のあれい状星雲以外は、光害地ではなかなかあぶり出しが難しい銀河や星雲ですが、光害の少ない場所に行くと、10~20分程度でこれだけの結果が。
月や太陽も手軽に観望できます。
ベランダでの設置・稼働に1分。
アプリで操作したら、基本放置。その間、コンビニにお菓子買いに行くも、テレビ見るも、ゲームするも、ご飯食べるも、お風呂入るも好き放題。
遠くまで行かなくても、自宅である程度楽しめるというのが何よりありがたい。
おそらく座学だけだと沼ることはなかったと思いますが、実際に体験したり、その場にいる方との情報交換が、沼る・・・・いや、ステップアップの機会につながったと実感しました。
いろんな沼への道は、意外とたくさん拓けているのかもしれません。
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