2023.06.16 スタッフブログ

背景デザイナー就職よもやま話

こんにちは。背景デザイナーのカクちゃんです。

6月になり、すっかり暖かくなりましたね~🌸
休日は専らベランダで春風に吹かれながら朝マックをするのが最近の習慣です。

そんなわけで(どんなわけで?)僕が入社してから 早くも2年が経ちました。
この季節になると自分が入社した当時のことをよく思い出しますね~

ということで今回は、そんな背景デザイナーの僕が入社するまでの経緯を振り返ってみたいと思います。
少しでも、就活生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

ー幼少期編ー
僕がゲームのグラフィックデザイナーに興味を持ったのは、小学生の頃でした。

いとこの兄に「ゲームボーイ」と「Nintendo64」をもらったのがきっかけで、ゲームに夢中になりました。
それから小学6年生になった頃、当時通っていた野球クラブの先輩に借りたPSPが、幼きカク少年に衝撃を与えます。
PSPで初めてプレイした「モンスターハンター」のグラフィックに圧倒されたのです。
「こんな世界を作れる大人ってカッコイイ…!」と、この時ゲーム業界に強いあこがれを持つようになりました。

それから、DS・Wii・PS4 と、ゲームハードの進化とともに、ゲームオタクのカク青年はすくすくと成長していきます。
(お気に入りは「ゼル伝 ふしぎのぼうし」「メタルギア4」「ファイアーエムブレム覚醒」「OverWatch」「Fallout4」、モンハン・ポケモンなどの有名な作品は一通り遊んできました。)

ー青年期編ー
とはいえ、高校まで普通科の学校に通っていた自分にとって、ゲーム業界に就職できる自信は全くありませんでした。

ただ、文化祭で賞を取ったりと、昔から絵を描くのは得意だったので、高校卒業後、少しでも自分の得意なことを活かせる仕事に就こうと 大学に進学せずにフリーターをしながら職業訓練校で広告の勉強をしていました。
そうして広告業界への就職を考え始めるわけですが、どうしても自分が好きなこと以外で生きていける気が全くしなかったのです。。
当時言われて衝撃的だったのは、「好きなことがあるなんて羨ましいね。」という同窓生の主婦の方の言葉でした。
それまでは普通だと思っていたのですが、仕事にしたいと思えるほど熱中できるものを持っているということが、実は恵まれていることだということに、その時気がつきました。

そんな経験をきっかけに、ゲームの専門学校への入学を決意します。

ー専門学生時代編ー
そうして、東京の2年制の専門学校に入学することになりました。(ちなみに東京出身です。)
入学した当時にはもう22歳でしたし、学生ローンを組んで通っていましたから、就職できなかったらと まさに背水の陣のような気持ちでした。。

どうしてもゲーム業界に就職する必要があったので、入学した当初から希望職種は背景デザイナーに絞っていました。
キャラモデラーよりは競争率は低いだろうという打算的な理由からですが…笑
ですが、今思うと背景デザイナーが自分には合っているな~と思います。論理的に考えるのが好きなんですね。

余談ですが、やはり目標は「早く・狭く」絞れるに越したことはないと思います。
大手の企業は大体6月頃には募集を締め切ってしまいますから、2年制の学校の場合、(4月入学だとして)ツールの習熟 → 作品、ポートフォリオ制作までを1年くらいでやらなければなりません。
そう考えると、余計なことに時間を割いている余裕はなかったですね。。

それから、何やかんやと色んな方々の助力も頂きながら、晴れて2年目の10月に内定をもらうことが出来ました。
今日もこうして働けていることに、本当に感謝ですね。。(´;ω;`)

そうして、入社までの半年間、何をしてもいい「俺のターン」が訪れるのですが、一体何をしていたのかと言うと。
プログラミングやら、最新のツールやらの勉強をしていました。
なぜプログラミング?と思うかもしれませんが、僕の考えはこうです。

学生がプロに勝るアドバンテージは、「圧倒的な時間」だと考えています。
平日毎日8時間働いて、そのうえで新しいスキルを身に着けるのはしんどいだろうと。。
だからこそ、新しいスキルを持っていれば現場で即戦力になれるのではなかろうかと思ったわけです。

当時は「ツールのオペレーションとか知識はあるけど、造形とかテクスチャとか、突出したものには欠けるよね~」と周囲に批判もされたりもしましたが、そんなことは自分の進みたい道によるのではないかと思います。
(もちろん会社員として、組織に求められる素質は身につけることは当然必要ですが。)

個人的には「みんなが出来ることを自分が頑張ってどうするのよ」と思うので、もしキャリアに迷う学生さんがいるなら、自分がどう組織に貢献できるのかという土台で考えてみると良いのかな~と思います。
僕でもなく、周りの人の意見でもなく、働きたい現場の人の意見を信じてください。


とまあ、こんな感じで今日に至りますが。
少しでも就職活動の励みになりましたでしょうか…?笑

何事も継続して努力しなければ成果の出ない事ばかりでいやになっちゃいますけど、
歩き続けていれば 遅かれ早かれ頂上には辿り着くのかなと思ってます。

就活を頑張る皆さんを応援していますよ~!
それでは~

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